無垢の床は傷とどう付き合う?経年変化を楽しむコツ

「無垢の床にしたいけれど、傷がつきそうで心配」というご相談はよくあります。たしかに無垢材は、傷やへこみがつきます。でも、それとどう付き合うかを知っておくと、むしろ暮らしとともに育っていく床になります。
傷のつきやすさは「木の種類」で変わる
一般に、杉や松などの針葉樹はやわらかく、足ざわりがあたたかい分、傷やへこみがつきやすい木です。一方、ナラやオークなどの広葉樹は硬めで、傷はつきにくくなります。
どちらが良い・悪いではなく、やわらかい床を選ぶなら、傷も味として受け入れる、傷が気になるなら硬めの木を選ぶ、という考え方が向いています。

傷・へこみを目立たなくするコツ
浅いへこみ:木はもともと、水分を含むとふくらむ性質があります。へこんだ部分を湿らせた布で押さえるなど、木の性質を利用して戻す方法が知られています。ただし、仕上げの種類や樹種によって向き不向きがあります。まずは目立たない場所で試してください。
細かい擦り傷:オイル仕上げの床なら、部分的にオイルを塗り足すと目立たなくなることがあります。
深い傷・大きなへこみ:削って整える、床板を一部張り替えるといった補修ができる場合があります。無垢材は、部分補修がしやすいのも長所です。
日々の手入れで、傷を防ぐ
椅子の脚にフェルトを貼る
重い家具は、脚の下に当て板をする
ペットのいるお宅は、爪を短めに保つ
汚れはすぐに拭き取る(水分を長く放置しない)
時間が育てる、無垢材の表情
無垢の床は、年月とともに色が少しずつ深まり、つやが出てきます。新品の白さもきれいですが、数年たった床は、その家だけの表情になります。傷さえも、家族の暮らしの記録のように見えてくるはずです。
まとめ
傷がつくことも含めて、無垢材の魅力です。木の種類と仕上げを選べば、暮らし方に合った床にできます。「どんな木が合う?」という段階から、お気軽にご相談ください。
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